痛くて食事も楽しめない、厄介な口内炎。ビタミン不足や疲れが原因と思いがちですが、もしあなたの口内炎がいつも唇の裏側の同じ場所や、決まって舌の縁のこの部分にできるとしたら、話は別かもしれません。
その、うんざりするほど繰り返す痛みの真犯人は、あなたの「歯の形」や「歯並び」である可能性があります。
体調管理をしても、薬を塗っても、何度も繰り返すその口内炎。原因はあなたの身体の内側ではなく、口の中の「物理的な刺激」にあるのかもしれません。
この記事では、東京・銀座の審美歯科「デンタルサロン・プレジール」が、見過ごされがちな「歯が原因の口内炎」について、その根本的な解決策をプロの視点から詳しく解説します。
- 疲れが溜まると、必ず同じ場所に口内炎ができる
- 食事中や会話中に、よく口の中を噛んでしまう
- 歯の先端が、舌や唇の裏側に当たって気になることがある
- 口内炎の根本的な原因を知り、再発を防ぎたい
- なぜ、特定の場所に口内炎が繰り返されるのか、その意外な原因
- あなたの口の中にも潜む、粘膜を傷つける「3つの刺激源」
- 刺激の根本原因を、歯を削らずに解決する審美歯科の最新アプローチ
- 銀座で始める、口内炎の悩みから解放されるための第一歩
この記事を書いた人

日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。
テレビ番組で当院の施術ティーシーズが取り上げられました
疲れのせいと諦める前に。あなたの口内炎セルフチェック

一般的な「アフタ性口内炎」は、通常1〜2週間で治り、できる場所もその時々で変わります。しかし、以下のような特徴がある場合、あなたの口内炎は「歯」が原因である可能性を疑うべきです。
- いつも同じ場所にできる
- 食事中や会話中によく噛んでしまう場所にできる
- 特定の歯が、舌や唇の粘膜に触れると、ザラザラ・チクチクとした感触がある
- 過去に治療した被せ物や詰め物の縁が、尖っている気がする
これらのサインは、お口の中の粘膜が、特定の歯から慢性的な刺激を受け続けていることを示唆しています。この「刺激源」を取り除かない限り、いくら体調を整えても口内炎は何度でも繰り返されてしまうのです。
もちろん、免疫力の低下も口内炎の引き金になります。しかし、健康な状態であれば気にならない程度の歯の凹凸が、疲労時など粘膜が弱っているときにだけ強い刺激となって、口内炎として現れるというケースは非常に多いのです。

口内炎を繰り返し引き起こす、3つの「歯の刺激源」

では、具体的にどのような歯の状態が「刺激源」となりうるのでしょうか。代表的な3つのケースをご紹介します。
1. 歯の鋭利な角や、欠けた部分
加齢による摩耗や歯ぎしり、事故などで歯の先端が尖ったりわずかに欠けたりすると、その部分がヤスリのように粘膜を傷つけ、口内炎の原因となります。
2. 不適合な詰め物・被せ物
数年前に治療した詰め物や被せ物の縁が、劣化によってわずかに浮き上がったり、段差ができたりすると、その鋭利な縁が慢性的な刺激源となります。
3. 歯並びの乱れ
外側に傾いて生えている歯や、捻れて生えている歯が、常に唇や頬の内側に当たり続けることで粘膜が傷つき、口内炎ができてしまいます。
ご自身では「こんなわずかな凹凸で?」と思われるかもしれません。しかし、お口の粘膜は非常にデリケートです。何万回と繰り返される会話や食事の際の摩擦が、やがて厄介な口内炎へとつながるのです。

刺激の根本原因を「削らずに」取り除く、審美歯科のアプローチ

これらの「歯の刺激源」を取り除くための、審美歯科ならではの体に優しいアプローチをご紹介します。

口内炎の原因が歯並びなんて、考えたこともありませんでした。これを治すには、やはり何年もかかる矯正治療が必要なのでしょうか?

歯全体を動かす矯正治療も一つの選択肢ですが、もし原因が「特定の歯の角が、粘膜に少し当たっている」といったことであれば、もっとシンプルで即効性のある方法があります。歯を削らずに、その歯の表面を滑らかで丸みのある形に整えることで、刺激の根本原因を取り除くのです
その代表的な治療法が、当院独自の「ティーシーズ」です。ティーシーズは、歯の表面に、理想的な形にデザインされた極薄のセラミックを「貼り付ける」治療法です。
傾いて粘膜を刺激している歯の表面を滑らかなセラミックで覆い、丸みを持たせることで、物理的な刺激そのものをなくしてしまいます。歯を動かす必要も、健康な歯を削る必要もありません。
わずか2回の通院で、口内炎の再発リスクを劇的に低減させると同時に、歯並びの見た目まで美しく整えることができるのです。
わずかな歯の欠けや鋭利な角が原因の場合は、その部分だけを滑らかに研磨したり「ダイレクトボンディング」で修復したりする、さらに手軽な方法もあります。原因に応じて、最も負担の少ない解決策をご提案します。

まとめ:その痛み、もう体調のせいにして諦めないで
今回は、同じ場所に繰り返す厄介な口内炎の意外な原因と、その根本的な解決策について解説しました。
- 繰り返す口内炎:原因は「疲れ」だけでなく「歯の形や歯並び」かもしれない
- 刺激の正体:歯の鋭利な角、不適合な被せ物、傾いた歯並び
- 根本解決策:刺激源となっている歯の表面を、セラミックなどで滑らかに整える
その不快な痛み、もう「体調が悪いから仕方ない」と、諦める必要はありません。原因が歯にあるのなら、解決策も、歯にあるのです。
- 私のこの口内炎も、もしかしたら歯のせい?
そう感じたら、ぜひ一度、私たちプロにご相談ください。
東京・銀座のデンタルサロン・プレジールでは、無料カウンセリングであなたの繰り返す口内炎の真犯人を突き止め、最もスマートで体に優しい解決策を一緒に見つけます。痛みの不安から解放された、快適な毎日を取り戻しましょう。