歯を削ることのリスク
様々な理由で歯にお悩みの方が多くいらっしゃいます。例えば歯並び、歯の色、すき間、差し歯と周りの歯とのバランス等があります。
一般的な治療法は矯正、セラミック、ジルコニア等のフルクラウンやラミネートベニアでの審美治療があります。
いずれも、少なからず健康な歯を抜いたり、削る場合があります。
しかし、健康な歯を削ることには幾つかのリスクが存在します。主なリスクは以下の通りです。
- 歯の削りすぎによるダメージ
歯を削る量が多い場合、歯の神経や血管に損傷を与えてしまうことがあります。
この場合、歯の神経が死んでしまうこともある為、根管治療が必要になる場合があります。 - 歯の弱体化
歯を削る事で、歯の強度が低下してしまうことがあります。この為、削った部分が破損してしまうことがあるため、削りすぎには注意が必要です。
- 歯の感染リスク
歯を削る事で、細菌が歯の内部に侵入しやすくなるため、歯の内部が感染するリスクがあります。この場合、根管治療が必要になる場合があります。
- 歯の色の変化
歯を削る事で、歯の色が変わってしまうことがあります。この場合、歯の表面に対して、ホワイトニング等の治療を行う事ができますが、完全に元の歯の色に戻すことは難しい場合もあります。
歯を削らないラミネートベニア「ティーシーズ」
現在は人生100年と言われています。人生100年を健康に過ごすためには、自分の歯を健康に保つ事が非常に重要です。
しかしながら歯並びや歯の色の悩みがある場合、歯を削る治療を選択した場合、上記のようなリスクもあります。
そこで進化型のラミネートベニアとして開発されたのがティーシーズという削らないラミネートベニアです。削らないラミネートべニアとは、歯を全く削らずに歯の表面に薄い人工歯を貼り付ける治療方法です。
通常のラミネートべニアでは歯の表面を0.5mm程削らなければなりませんが、ティーシーズは今の歯を削らずに、歯並び、歯の色・形をきれいにします。
一度削ってしまった歯は2度と戻すことができません。歯もダイエットと同様に、健康を害しない方法を選択し、一生自分の歯でおいしく食事をとる為にも、削る決断をされる前に、是非当院にご相談ください。実際にお口の中に材料を貼って仕上がりの雰囲気を鏡でご覧になっていただける体験型シミュレーションをお気軽に体験してみて下さい
執筆責任者
院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。