こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をご覧いただき、ありがとうございます。
年が明けてしばらく経ちましたが、年末年始においしい物をたくさん食べてのんびりした結果、あっという間に体重が増えてしまって焦っている…という方は多いのではないでしょうか。
普段と生活リズムが違う年末年始は、年越しそばを食べてそのまま寝てしまったり、初詣や初売りにと忙しく過ごす中で歯磨きがぞんざいになってしまったりという方もいるかと思います。
お正月太りを解消しつつ、きれいな歯を取り戻せたらいいですよね。
歯に優しい食べ物は何?栄養素別に紹介
カルシウムを含む食べ物
歯の表面は、エナメル質と呼ばれる硬い組織で覆われています。エナメル質をつくりだすために、カルシウムを含む食べ物は欠かせません。チーズやヨーグルトなどの乳製品はもちろん、小魚やひじき、キャベツもカルシウムを多く含んでいます。
たんぱく質を含む食べ物
エナメル質の内側にある象牙質はタンパク質によってつくられています。歯以外にも筋肉や髪の毛、皮膚や爪など、体のあらゆる組織を作り、人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素です。たんぱく質を多く含む食べ物は、肉類や魚類があげられます。また、納豆や豆腐などの大豆製品もいいですね。
ビタミンA・C・Dを含む食べ物
ビタミンA・C・Dは、歯を構成するエナメル質や象牙質をより良くする働きがあります。
- ビタミンAを含む食材…レバー、卵黄、人参、かぼちゃ、ホウレンソウ、など
- ビタミンCを含む食材…ピーマン、ブロッコリー、ジャガイモ、小松菜、など
- ビタミンDを含む食材…干しシイタケ、きくらげ、サンマ、しらす干し、ブリ、など
歯に優しい食べ物で歯にも健康にも良い食事を!
小腹が空いたときにおすすめなのが、タイガーナッツやアーモンドなどのナッツ類。
タイガーナッツはナッツという名前ですが、塊茎(かいけい)と呼ばれる小さなお野菜です。カルシウムやミネラルを多く含み、適度な噛み応えがあり、小腹を満たすにはちょうどいいいので、ぜひ試してみてください。
さらに「歯にやさしく、体にもやさしい」食べ物というと、歯の表面をきれいにしつつ、唾液も出しやすくしてくれるリンゴやサラダ類。ダイエット効果も抜群!
脂っこい食事を野菜たっぷりのサラダに変え、糖分たっぷりのおやつを自然な甘さの果物に変えるだけで、暴飲暴食で弱った胃をいたわりつつ無理なく体重を落とし、歯もきれいにするというワガママな願いが叶うかもしれません。
脂肪も歯垢も、定着してしまわないうちに対策することが重要です。
執筆責任者
院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。