コラム

Column

銀歯だらけで歯医者行くのが恥ずかしい!セラミックにすることはできる?

2024.08.03

審美歯科について

銀歯

こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。いつも「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をご愛読いただき、心から御礼申し上げます。

プレジールでは、皆様の歯のお悩みや審美歯科の施術に関する疑問をお手軽にお寄せいただけるよう、「無料メール相談」サービスを行っています。

相談サービスにお寄せいただいたご相談には個別にご回答していますが、特に多くの皆様にとって関心が高いのではと思われるものについては、ご相談者様の個人情報に触れないよう注意しながら、このコラムでご回答内容をご紹介させていただいております。

今回は「銀歯」に関するお悩みへのご回答です。

デンタルサロン・プレジールでは、削らない・歯に優しい治療を推奨しており、患者様の大切な歯をできるだけ長く健康に保てるようサポートしています。

歯の色や形、歯並びを改善したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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Q:銀歯だらけで恥ずかしい…セラミックにできますか?

Q1

私は右の犬歯の後ろの歯(第一小臼歯)が銀歯です。

人から指摘されたことはありませんが、笑ったり、口を大きく開けたりしたときにそれが目立つような気がして、人前で笑うことにためらいを感じます

今は保険でも白い歯にできるといいますが、「セラミックのほうが自然に見える」という話も聞いていますから、できればセラミックがいいかなと考えています。

しかし、いずれにせよ、すでに治療済みの「すでに銀歯になっている歯」を白い歯に差し替えることなどはできるのでしょうか?

(M希)

Q2

この度、コンサルタントの仕事を始めることになりました。

いろいろな人に会ったり、写真撮影されたりする機会が増えそうです。

私は前歯に銀歯が入っているのですが、若々しく健康的な印象にするために銀歯をどうにかしたいと思います。

どのような施術方法があるでしょうか?

(N子)

A:セラミックやジルコニアなどの素材が使えます。

M希様、N子様、プレジールにご相談いただきましてありがとうございます。

銀歯は口元でよく目立ちます

審美的な意味で気になさる方が多いのもうなずけます。

歯は、笑顔になると第二小臼歯(犬歯よりも2本後ろの歯)くらいまでが見えてしまいます

雑誌の表紙などで笑顔の女優さんの写真を見かけたら、口元に注目してみてください。

大きく口を開けていなくても、微笑みだけで案外奥歯のほうまで見えてしまうものです。

若々しく健康的で美しい歯並びのためには、前歯だけでなく、少なくとも第二小臼歯くらいまでは自然な白さの歯でありたいですね。

結論から申し上げますと、お二方のお悩みは現在かぶせてある銀歯のクラウン(インレーも可)を除去し、セラミックやジルコニアといった審美性の高いクラウンに差し替えることで解消できると思われます。

また、銀歯は金属製の素材で、長期的に使用していると審美的にも健康的にもあまり望ましくない影響を受ける可能性があります。

そういう意味でも、銀歯をセラミックなどの素材に変更するメリットが期待できるのではないでしょうか。

銀歯、及び保険治療のクラウンについて

銀歯とは、保険適用の歯科治療で使われる被せ物(クラウン・インレー)で、金銀パラジウム合金やニッケルクロム合金で作られています。

素材が銀だから「銀歯」と呼ばれるのではなく、単に銀色をしているためです。

保険治療では、歯の治療において「機能」に重点が置かれています。

このため審美的にはどうあれ、差し歯や詰め物には丈夫で安価な合金が主として用いられてきました。

ただし、さすがに前歯の銀歯は目立つということで、保険治療でも前歯の4本と犬歯は「硬質レジン前装冠」という、内側が金属、外側が白い樹脂でできたクラウンが使えるようになっています。

そして2014年4月以降は、第一・第二小臼歯(犬歯より後ろの1・2本の歯)にも、「CAD/CAM冠(※)」という、樹脂にセラミックを混ぜた硬質樹脂のクラウンが使用できるようになりました。

なお、詰め物に関しては、保険ではレジンという白い樹脂が用いられます。

※CAD/CAM冠…樹脂のブロックから、コンピューター制御で削り出されるクラウン

銀歯だらけの場合の問題点

銀歯は、審美的にはともかく、強度や耐久性には優れた素材です。

しかし、いくつか心配な点があります。

ひとつは、金属アレルギーです。

銀歯に使われているパラジウムやニッケル、クロムなどの金属は、口中の水分に触れることで金属イオンになり、口の中に溶け出します

アレルギーがなければ、金属イオンが溶け出しても特に健康面での心配はありませんが、金属アレルギーのある患者様の場合、銀歯の周辺の皮膚などに炎症が生じ、口内炎や歯肉炎になる可能性があります。

また、アレルギーの症状が皮膚のかゆみ、皮膚炎、発疹などの形で全身に出る場合もあり、手や足の裏などに水ほうができることもあります。

このような金属アレルギーの症状が出た場合、アレルギーの原因となっている金属を口の中からすべて取り除く必要があります。

また、金属イオンは、経年とともに歯の付け根周辺に少しずつしみ出していきます

この金属イオンが歯茎に浸透することで歯茎の黒ずみの原因となります。

「銀歯、あるいは内側に金属を使った差し歯にしたら、その周辺の歯茎が黒ずんできた」というような場合、金属イオンが原因となっている可能性が高いでしょう。

セラミックやジルコニアの魅力

セラミックとは、一般的には陶器のことを指します。

歯科治療用で使われるセラミックは「高強度セラミックス」と呼ばれ、ステンレス鋼などの金属よりも何倍も硬く、すり減りにくく、酸にも強く、長年使用しても変色しにくいなどの優れた特徴があります。

また、セラミックは単に白いというだけではなく、「透明感のある乳白色」という、人間の歯に非常に近い色・質感を持っています。

また、装着の際には患者様の歯の色に近いセラミックを選び、さらに色目の微調整をすることで、自然の歯とほとんど見分けがつきません。

審美的な意味でいうなら、セラミック(オールセラミッククラウン)にまさる素材は今のところほかにないといえるでしょう。

しかし、セラミックは非常に硬いのですが、金属などに比べるとやや割れやすいという性質を持っています。

このため、前歯などに使う素材としては問題ないのですが、ぐっと噛みしめる力が加わる臼歯のクラウンなどには、セラミックよりもジルコニア(フルジルコニア)が適していると考えられます。

ジルコニアとは、ジルコニウムという金属元素の酸化物です。

歯科治療用のセラミックを作る際に、このジルコニアを加えることで、通常のセラミックよりも硬度・強度が格段に向上します。

なお、歯科治療素材として「ジルコニア(フルジルコニア)」という場合は、「ジルコニア成分を含んだオールセラミック」を指します。

フルジルコニアなら、臼歯のクラウンに使っても割れや欠けのリスクは低いものと思われます(絶対に割れない・欠けないと保証するものではありません)。

銀歯から白く自然な美しい歯へ!

M希様、N子様。

現在の銀歯を、オールセラミックやフルジルコニアに交換できること、そして銀歯を使い続けることのリスクやデメリットなどについてご理解いただけましたでしょうか。

なお、文中では一部、保険治療で可能な白いクラウンについても触れましたが、「とりあえず銀歯が目立たなければいい。白い歯になればいい」と一般的な歯科医院を訪れても、現在の銀歯に支障があるなどの問題がなければ、保険は適用されないものと思われます。

せっかく「歯並びを美しくしたい。若々しく見られたい」と審美的な目的で歯を治療なさるのですから、やはり、オールセラミックやフルジルコニアなど、「限りなく自分の歯に近い」クラウンへの交換をご検討なさってはいかがでしょうか。

もし、プレジールにお越しいただければ、お二方のお悩みを解消するためのベストの施術法についてアドバイスさせていただけると思います。

>>当院(プレジール)の特徴・事例

ご都合がつくようでしたら、ぜひ足をお運びくださいませ。

では、一日も早くM希様とN子様のお悩みが解消されるよう、心からお祈り申し上げます。

デンタルサロン・プレジールでは、削らない・歯に優しい治療を推奨しており、患者様の大切な歯をできるだけ長く健康に保てるようサポートしています。

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