こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。
さて前回に引き続き「ホンネで薦める審美歯科ココだけの話」として届けする今回は皆様が一番気になるかもしれない部分、「前歯」の歯並びと、その治療法、かかるコストと期間についてご紹介したいと思います。
「前歯」の歯並びの症例と治療法について、審美歯科医の目線で、ホンネでお話したいと思います。
前歯でお悩みの多い歯並びの6つのタイプ
前歯の歯並びのお悩みは、主に6つの症例に分類されます。
出っ歯
(上顎前突じょうがくぜんとつ)
上の前歯が突出している状態。エステティックライン(※)から上唇が前にはみ出す。
開咬(かいこう)
しっかりと上下の歯をあわせても、隙間が生じる場所がある状態。噛み切ることが出来なくなります。
叢生
歯と歯が重なり合って生えています。八重歯もこのタイプに含まれます。
すきっ歯
歯と歯の間に隙間を生じる状態。部分的または全体的に生じる場合があります。
矮小歯(わいしょうし)
通常の歯の大きさに比べて小さく円錐状の形をした歯。前歯の隣、中央の歯から数えて2番目の歯、親知らずに多い。
受け口(反対咬合)
下の前歯が上の歯よりも突出している状態。エステティックライン(※)から下唇がはみ出る。
※エステティックライン(Eライン)とは、鼻の先端と顎の先端を結んだライン
口元の突出度の指針。日本人の場合、上下唇がかるくラインに触れる状態が美しい口元とされています。
各症例に対する原因は「歯並びが悪い意外と知らない8つの原因と、4つの治療方法まとめ」のコラムをご参照ください。
前歯の歯並びの治療法の種類と、治療期間、費用について
自分に合った治療方法を選ぶポイント
前歯治療の場合、見えない奥歯とは違って見た目にいちばん影響を与えます。
したがって、患者さんがもっとも気になるのは治療期間かもしれません。
また費用も治療法により様々ですので、治療期間とともにご自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
もしもご自分にあった治療法が分からない場合は、一度歯科クリニックで各治療方法についてのわかりやすい説明をしてもらうことをお勧めします。
執筆責任者
院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。