美しさと、永く使えることを信じて選んだ、セラミックの歯。それがある日突然「パリン」という音とともに、割れてしまったら……。

  • やっぱり、友人や家族が言っていたとおり、セラミックは脆かったんだ
  • もう一度やり直しても、また同じ結果になるのでは?
  • 今度こそ、昔ながらの金属の歯にすべきなのだろうか……

過去の経験から、セラミックという素材そのものに不信感を抱いてしまうのは、無理もないことです。

しかし、もし、あなたのそのネガティブな経験が、単に「昔の技術」や「素材の選択ミス」によるものだとしたら?

そして、現代のセラミックが、あなたの想像を遥かに超える進化を遂げているとしたら?

この記事では、東京・銀座の審美歯科「デンタルサロン・プレジール」が、セラミックの歯に関する過去のイメージをくつがえす、最新の常識と後悔しないための正しい選び方についてプロの視点から詳しく解説します。

こんなお悩みありませんか?
  • 過去に治療したセラミックの歯が、割れたり欠けたりした経験がある
  • これからセラミック治療を受けたいが、強度や耐久性に不安がある
  • 「オールセラミック」「ジルコニア」など、種類がいろいろあって違いがわからない
  • 今度こそ後悔しない、本当に長持ちする、美しい歯を手に入れたい
この記事でわかること
  • なぜ、かつてのセラミックは「割れやすい」と言われていたのか
  • 「人工ダイヤモンド」と呼ばれる、最新セラミック「ジルコニア」の驚くべき強度
  • 素材選び以上に重要かもしれない「クリニック選び」の基準
  • あなたが今度こそ後悔しないための、銀座の審美歯科からのご提案

この記事を書いた人

院長:中村 梢

日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。

従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。

テレビ番組で当院の施術ティーシーズが取り上げられました

そもそも、なぜセラミックは「硬いのに、割れる」のか?

硬いが、衝撃で割れる性質を示すイメージ

まず、セラミックが持つ基本的な性質についてご説明します。

セラミック(陶器)は、ガラスのように、非常に硬い素材です。しかし硬さと強さ(靭性)はイコールではありません。硬い物質は、曲がったり、しなったりする「弾力性」に乏しいため、許容範囲を超える強い衝撃が一点に加わると「パリン」と割れてしまうことがあるのです。

これが、E香様が経験された「おせんべいの豆を噛んだら割れた」という現象の正体です。数年前までのセラミックは、この「硬いがゆえのもろさ」を克服しきれていませんでした。

この性質を理解することが、最新のセラミックがいかに進化したかを知るための、重要な出発点となります。

進化するセラミック:「硬さ」から「強さとしなやかさ」を誇るジルコニアへ

美しく輝く人工ダイヤモンドと、最新のジルコニアセラミックのブロック

その「硬いがゆえのもろさ」という、セラミックの長年の課題を、劇的に解決したのが「ジルコニア」という新素材の登場です。

ジルコニアは、スペースシャトルの断熱材にも使われるほど、過酷な環境に耐える、極めて高い強度と耐久性を持つセラミックの一種。その美しさと強さから「人工ダイヤモンド」とも呼ばれています。

従来のセラミックが「硬さ」だけを特徴としていたのに対し、ジルコニアは、金属のような「強さ」と「しなやかさ(粘り強さ)」を併せ持っています。

そのため、強い力がかかる奥歯の被せ物や、複数本の歯を連結するブリッジ治療にも、安心して使用できるのです。「セラミック = 割れやすい」というイメージは、このジルコニアの登場によって、完全に過去のものとなりました。

当院では、強い力がかかる奥歯にはこの「フルジルコニアセラミック」を、そしてより天然歯に近い透明感が求められる前歯には審美性に特化した別の種類のセラミックを、といったように、場所と目的に応じて最適な素材を使い分けています。

素材選び以上に重要。セラミックの寿命を決める「クリニックの技術力」

東京・銀座の審美歯科で、歯科医師と歯科技工士が連携して治療計画を立てる様子

最新の優れた素材があることは、ご理解いただけたかと思います。しかし、ここからが、最も重要なポイントです。

吉岡

最新のジルコニアを選べば、もう割れる心配はない、ということですね!

中村

素材の進化は、確かに大きな安心材料です。しかし、どんなに優れた素材も、それを扱う「人間の技術」がなければ、その価値を100%引き出すことはできません。セラミック治療の成否と寿命は、素材以上に担当する歯科医師と歯科技工士の技術力、そして診断力に大きく左右されるのです

セラミック治療における「技術力」とは以下の総合的な力が伴って初めて、セラミックは長期間にわたって安定して機能する、美しく割れない歯となるのです。

  • 精密な診断力:患者様一人ひとりの噛み癖や歯ぎしりの有無、全体の噛み合わせのバランスを正確に診断する力
  • 完璧な設計力:診断に基づき、特定の歯に過剰な力がかからないよう、ミクロン単位で噛み合わせを設計する力
  • 寸分の狂いもない形成・接着技術:設計図どおりに歯を形成し、セラミックを寸分の狂いもなく歯と一体化させる、精密な技術

また、治療後の定期的なメンテナンスも非常に重要です。お口の中の環境は、年月とともに少しずつ変化します。そのわずかな変化を早期に発見し、噛み合わせを微調整していくことが、セラミックを長持ちさせる秘訣です。

まとめ:もう二度と後悔しないために。信頼できるパートナーを見つける

東京銀座の審美歯科で長年の歯並びの悩みを相談できる無料カウンセリング

セラミックが一度割れてしまった経験は、決して無駄ではありません。それは、あなたに、素材だけでなく、それを扱う技術がいかに重要であるかを教えてくれた、貴重な教訓です。

もう、素材の古さや、技術の不確かさに、あなたの笑顔の未来を委ねるのは終わりにしませんか?大切なのは、あなたの歯の未来を長期的に、そして真摯に考えてくれる信頼できるパートナーを見つけることです。

もし、あなたが「今度こそ、絶対に後悔したくない」と強く願うなら、ぜひ一度セカンドオピニオンとして、私たちプレジールの話を聞きにご来院ください。

東京・銀座の審美歯科専門クリニックとして、当院が誇る最新のセラミックと、それを扱う技術と哲学を、その目で確かめていただきたいと思います。