
こんにちは!デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。
今回は「ホワイトニングでは歯を削らないのは本当なのか?」についてお話しします。
結論から言うとホワイトニングは歯を削らない治療ですが、その種類によって歯が白くなる仕組みが異なります。
この記事では、ホワイトニングの仕組みや歯を削らない治療法のメリット、他の選択肢などについて詳しく解説します。
デンタルサロン・プレジールでは、開院以来7600件以上の施術を行って参りました。
豊富な事例に基づいた幅広い対応力、長年培われた技術力により、患者様の天然歯をできるだけ「抜かず」「削らず」に美しくする施術をご提案しております。
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目次
ホワイトニングは歯を削らずに行う

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、その両方を行うデュアルホワイトニングがあります。
ホワイトニングは、その種類を問わず歯を削らずに行う治療法です。
しかし、歯が白くなる仕組みには違いがあります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングで歯が白くなる仕組みについて、詳しく見ていきましょう。
オフィスホワイトニングで歯が白くなる仕組み
オフィスホワイトニングは、歯科医院で専用の薬剤を使用して、歯の内部にある色素を分解することで歯を白くする方法です。
30~35%の過酸化水素が含まれている薬剤を歯の表面に塗布します。
その後、レーザーや光を照射することで薬剤を活性化し、漂白効果を引き出します。
希望の白さになるまでの回数や治療期間には個人差がありますが、ホームホワイトニングと比べて短時間で効果的に歯を白くできるのが特徴です。
また、プロの管理下で行うため安全性が高く、即効性もあります。
ホームホワイトニングで歯が白くなる仕組み
ホームホワイトニングは、自宅で行える歯のホワイトニング方法です。
まず歯科医院で、自分の歯型に合わせた専用のマウスピーストレーを作成します。
マウスピーストレーを持ち帰り、低刺激の過酸化尿素が含まれているジェルをトレーに入れて歯に装着します。
これを定められた時間、毎日繰り返すことで、歯の内部まで薬剤が浸透し、徐々に歯が白くなっていきます。
装着時間は2時間、期間は2週間が基本です。
自分のペースでケアを続けられるのが特徴で、自然な仕上がりを目指したい方におすすめです。
削らずに歯を白くするメリット

歯を削らない治療法はホワイトニングのほかにもありますが、そもそも歯を削らないメリットについてイメージできていない方は多いのではないでしょうか。
歯を削らないメリットは下記のとおりです。
- 歯の強度が低下しない
- 短時間で施術できる
- 繰り返し施術できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯の強度が低下しない
歯を削ると、歯の表面を覆うエナメル質が薄くなります。
その結果、歯全体が弱くなり、割れたり欠けたりするリスクが高まります。
歯は一度削ってしまうと元に戻せないため、修復を繰り返すうちにさらに削る必要が生じ、悪循環に陥ることもあります。
削らずに行う治療ならば、自然な状態の歯を保ちながら白さを取り戻すことが可能です。
短時間で施術できる
歯を削らずに行う治療法は、施術時間が短い点がメリットです。
削る処置が必要な場合、準備や修復の処置に時間がかかりますが、削らない治療ではその工程が不要です。
そのため、施術自体がスムーズに進み、忙しい方でも気軽に受けやすいでしょう。
短時間で効果を実感できることから、限られた時間を有効活用したい方におすすめです。
繰り返し施術できる
削らない治療のメリットの1つに、繰り返し施術ができることが挙げられます。
一度削ってしまった歯は元に戻せませんが、削らない治療法なら歯を傷めることなく、何度でも施術を受けられます。
そのため、好みの変化に合わせて歯の色を調整することも可能です。
ホワイトニング以外の歯を白くする治療法

ホワイトニングを含め、歯を白くする治療法は下記2つに大きく分かれています。
- 歯を削る治療法
- 歯を削らない治療法
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯を削る治療法
歯を削る必要がある治療法の例は下記のとおりです。
- オールセラミッククラウン
- メタルボンドクラウン
- ラミネートベニア
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オールセラミッククラウン
オールセラミッククラウンは、セラミック素材を使用して欠けた歯や亀裂のある歯を修復する治療法です。
素材には透明感があり、天然の歯に近い美しい見た目を実現できるため、審美性を重視する方に人気があります。
さらに、歯との親和性が高く、金属アレルギーの心配がないことも特徴です。
治療では、歯全体を削り、その上からセラミックのみで作られたクラウンを被せます。
耐久性と美しさを兼ね備えた選択肢ですが、削る量が多いため慎重な検討が必要です。
削った歯は二度と元には戻らず、削った分だけ歯の寿命が縮まります。
歯の寿命が大きく縮まってしまうと、早期に歯を失うリスクが高まります。
メタルボンドクラウン
タルボンドクラウンは、内側に金属フレームを使用し、その表面にセラミックを焼き付けた被せ物です。
金属の強度とセラミックの審美性を兼ね備えています。
内側の金属フレームが高い耐久性を提供し、外側のセラミック層が自然な歯の色調を再現します。
ただし、加齢や歯周病などで歯ぐきが痩せると金属部分が露出することがあります。
また、歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーのリスクがあることにも注意が必要です。
ラミネートベニア
ラミネートベニアは、主に前歯の見た目を改善するために使用される薄いセラミック製のチップです。
付け爪のように、歯の表面に貼り付けることで色や形を整えます。
セラミック治療と比べて歯を削る量を抑えられ、場合によっては全く削らずに施術が可能です。
歯を削らない治療法
歯を削らずに白くする治療法の例は下記のとおりです。
- ホワイトコート
- ティーシーズ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ホワイトコート
ホワイトコートは、歯科専用のマニキュアを歯に塗布することで白い歯を実現する治療法です。
銀歯や差し歯、テトラサイクリン歯など、通常のホワイトニングでは白くできない歯にも適用できます。
ただし、銀歯や差し歯に塗布した場合、自然歯に比べてコートが取れやすい傾向があります。
短期間で歯を白くしたい方や特殊なケースに対応したい方に適した治療法です。
ただし、持続期間は3日~1ヶ月程度のため、歯の白さを長期的に維持したい方、定期的な通院が難しい方は注意が必要です。
ティーシーズ
ティーシーズは、ハイブリッドセラミック(セラミックとプラスチックを混ぜた素材)の薄いチップを歯の表面に貼り付ける治療法です。
つけ爪のような仕組みである点はラミネートベニアに似ていますが、メリットが大きく異なります。
ティーシーズの大きな特長は、ホワイトニングと異なり後戻りがないことです。
ホワイトニングは色が戻る可能性があり、効果にも個人差があります。実際に施術してみない限り、効果の有無はわかりません。
一方、ティーシーズなら効果に個人差がなく、ホワイトニングでは得られない白い歯を手に入れられます。
希望する白さを短期間(約2週間)で実現できるため、早く白い歯を手に入れたい方にも適しています。
当院デンタルサロン・プレジールでは、患者様に安心してお申し込みいただきたいという想いから「ティーシーズ無料シミュレーション体験」を実施しております。
事前に仕上がりイメージを鏡などでご確認いただけるため、大変好評です。
完全予約制でお受付しておりますので、ティーシーズにご興味のある方は、ぜひお気軽に下記よりご連絡ください。
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ホワイトニングの注意点

ホワイトニングには、下記の注意点があります。
- 一時的に知覚過敏になることがある
- 施術後は食事制限がある
- ホームホワイトニングは方法を誤ると効果が現れない
- むし歯がある場合は先に治療が必要
それぞれ詳しく見ていきましょう。
一時的に知覚過敏になることがある
ホワイトニング薬剤は、歯の表面を覆うペリクルを剥がしながら浸透し、歯に作用します。
その結果、ホワイトニング後の12〜24時間はペリクルが剥がれた状態が続きます。
ペリクルは歯を保護する役割を持つため、ペリクルが剥がれた状態では刺激が歯に伝わりやすくなり、一時的に知覚過敏の症状が現れることがあります。
施術後は食事制限がある
ホワイトニングの薬剤が歯の表面を保護するペリクルを剥がすことで、一時的に着色しやすい状態になります。
そのため、コーヒーや赤ワイン、濃いソース、イソフラボンを多く含む食品(豆乳や豆腐といった大豆製品)などの着色しやすい飲食物を避けることが大切です。
また、酸性度が高いもの(柑橘類や酢など)も歯の表面にダメージを与えるため、避ける必要があります。
食事制限の目安時間は下記のとおりです。
- オフィスホワイトニング……施術後24時間
- ホームホワイトニング……施術後2〜3時間
着色しやすい飲食物以外のものに制限はありません。
ホームホワイトニングは方法を誤ると効果が現れない
ホームホワイトニングは、一度の施術で急に白くなるものではありません。
専用のマウスピースを毎日2時間程度装着するのを約2週間継続する必要があります。
方法を誤ると期待した効果が得られない場合があるため、使用時間と使用期間を守りましょう。
また、ホームホワイトニングを行った後は2~3時間は着色しやすい飲食物を避ける必要があるため、食事をとる予定がある場合は食事内容に注意が必要です。
むし歯がある場合は先に治療が必要
ホワイトニングを始める前にむし歯を治療することが重要です。
むし歯がある状態でホワイトニングを行うと、ホワイトニング期間中にむし歯が進行する恐れがあるほか、薬剤の刺激が歯の内部に伝わりやすくなることで不快感を伴う場合があります。
また、治療途中に使用している詰め物や仮歯が取れやすくなるリスクもあるため、ホワイトニングを安全かつ効果的に行うには事前の治療が必要不可欠です。
ティーシーズなら歯を全く削らずに白い歯が手に入る

歯を全く削らない治療として「ホワイトコート」もありますが、効果は3日~1ヵ月ほどと一時的です。
一方でティーシーズは変色しにくい材料を使用しており、生活習慣にもよりますが、2〜3年で変色することはありません。
長期間にわたって美しい白い歯を保つことが可能です。
ティーシーズでは、実際に使用する素材(ペースト)を歯の上にのせ、特殊な光で硬化させることで精密な仕上がりを実現します。
施術前には再現度の高いシミュレーションを無料(料金は初診料に含まれている)で体験でき、つけ心地や見た目の印象を確認することが可能です。
ティーシーズの治療の流れについては、下記の記事で詳しくご紹介していますので、参考にしてください。
関連記事:ティーシーズ治療の流れ
当院では、お急ぎの方向けに最短4日間の滞在で施術を完了する「お急ぎプラン」もご用意しています。
短期間で美しい白い歯を手に入れることが可能です。
まずはシミュレーション体験をお気軽に受けてみてください。
まとめ
ホワイトニングは歯を削らずに歯を白くする治療法の1つです。
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなど、さまざまな方法があります。
さまざまなメリットがある一方で、一時的な知覚過敏や施術後の食事制限などの注意点も存在します。
一方、ティーシーズは、ホワイトニングと異なり効果が後戻りせず、短期間で理想の白い歯を実現できるのが特徴です。
デンタルサロン・プレジールのティーシーズは「健康な歯を抜いたり削ったりせずにきれいな歯になりたい」という患者様の声から生まれました。
少しでも興味を持たれた方は、無料オンラインカウンセリングを実施中ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
お一人おひとりのお悩みに寄り添い、最適な解決方法をご提案いたします。
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執筆責任者

院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。