
皆様、こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。
「歯を白くしたいけれど、健康な歯を削るのには抵抗がある…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、歯を削らずに白くする方法です。
ホワイトニングをはじめ、歯の表面にコーティングを施す方法や、薄いチップを貼り付ける方法など、歯を削らずに審美性を向上させる施術が複数あります。
本記事では、歯を削らない治療法と、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
デンタルサロン・プレジールでは、削らない・歯に優しい治療を推奨しており、患者様の大切な歯をできるだけ長く健康に保てるようサポートしています。
健康な歯を削らずに歯の色や形、歯並びを改善したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
現在、無料オンラインカウンセリングを実施中です。
お一人おひとりのお悩みに寄り添い、最適な解決方法をご提案いたします。
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目次
原因別!歯を削らずに歯の色を調整する方法
歯を白くするためには、歯を削らないといけないと思っている方も少なくありません。
しかし実際は「歯を削らずに色を調整すること」は可能です。
歯を削ると歯の寿命が縮まるだけでなく、繰り返し治療することでさらにそのリスクが高まります。
そのため、なるべく削らずに色を調整することが大切です。
ただし、歯の色の不良の原因によって適切な対処法は異なります。
ここでは、原因別に歯を削らずに色を調整する方法を紹介します。
食事や飲み物が原因の変色
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、タバコなどの外因性の着色による変色は、歯の表面に色素が付着することで起こります。
この場合、歯を削る必要はなく、以下の方法で改善できます。
- 歯科医院でのクリーニング
- ホワイトニング
- 遺伝や先天的な原因の変色
生まれつき歯が黄ばんでいる場合や、エナメル質が薄く象牙質の色が透けて見えるケースでは、ホワイトニングの効果が限定的です。
このような場合には以下の方法が適しています。
- ラミネートベニア
- ティーシーズ
ラミネートベニアはわずかながら歯を削りますが、ティーシーズならば歯を削らずに対処できます。
ティーシーズは、歯を削らずに見た目を整えたい方にぴったりの治療法です。
歯の表面に、セラミックとプラスチックを組み合わせたハイブリッドセラミック製の薄いチップを貼ることで、自然な美しさを演出します。
ラミネートべニアとティーシーズの違いは下記の記事を参考にしてください。
→ラミネートベニアとティーシーズの違い
歯の内部の変色
神経が死んでしまった歯や、テトラサイクリン系抗生物質の服用による歯の変色は、通常のホワイトニングでは十分な効果が得られないことがあります。
この場合には以下の方法で対処します。
- ウォーキングブリーチ
- ティーシーズ
歯を削らずに白くする方法①ホワイトニング
ホワイトニングとは、専用の薬剤を使用して歯を白くする施術方法で、天然歯に対して効果が期待できます。
神経が生きている歯の場合は、歯の表面にホワイトニング剤を塗布して漂白します。
一方、神経が失われている歯の場合は、歯の内部に薬剤を注入して内側から白さを引き出す方法(ウォーキングブリーチ)を用います。
ホワイトニング剤を塗布して漂白する方法には、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で専門家によって行われるホワイトニング施術のことです。
高濃度のホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、専用の光を照射することで、短時間で歯を白くすることができます。
1回の施術である程度の白さを実感できるため、結婚式や面接、写真撮影など、大切なイベント前に短期間で効果を出したい方におすすめです。
メリットは以下の通りです。
- 即効性がある(1回の施術で効果が実感できる)
- 専門家による施術で安心(歯科医師や歯科衛生士が行う)
- ムラなく均一に白くできる
- 薬剤の濃度が高く、自宅では得られない白さが期待できる
デメリット
- 一度の施術で理想の白さにならないこともある(複数回必要な場合も)
- 食事制限がある(施術後24~48時間は着色しやすい)
- 通院の手間がかかる
- 比較的持続期間が長い(3~6ヶ月)
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、自宅で自分のペースで行えるホワイトニング方法です。
まず、歯科医院で患者様専用のマウスピースを作成し、そのマウスピースに専用のホワイトニング剤を塗布して使用します。
マウスピースを一定時間装着することで、薬剤が歯の表面に浸透し、徐々に自然な白さへと導きます。
メリットは以下の通りです。
- 自分のペースでできる
- 費用が比較的安い
- 毎日の手間がかかる(2週間~1ヶ月間、専用マウスピースを装着する必要あり)
- 白さが長持ちしやすい
- 知覚過敏が起こりにくい
歯を削らずに白くする方法②歯のマニキュア法
歯のマニキュア法は、専用のコーティング剤を歯の表面に塗布することで、一時的に歯を白く見せる方法です。
ネイルのマニキュアと似た発想で、歯の色を一時的にカバーすることができ、即効性の高さが特徴です。
特に、結婚式やパーティー、面接、写真撮影など特別なイベントに向けて、短期間で歯を白くしたい場合に適しています。
メリットは以下のとおりです。
- 即効性がある(施術直後から白さを実感できる)
- 施術が短時間で完了する(30分〜1時間程度)
デメリットは以下のとおりです。
- 効果が一時的(数日~数週間で剥がれてしまう
- 色ムラができることがある
- 食べ物や飲み物の影響を受けやすい(色素が強い食品・飲料で変色する可能性)
- 長期的に白さを維持するには繰り返しの施術が必要
歯を削らずに白くする方法③ティーシーズ
ティーシーズは、ラミネートベニアに似た審美歯科の施術方法ですが、最大の違いは歯を一切削らずに行えることです。
極薄の専用チップを歯の表面に直接貼り付けることで、歯の色だけでなく、形や歯並びまで自然に美しく整えることができます。
歯へのダメージを最小限に抑えながら理想的な見た目を実現できることから、近年注目を集めている施術です。
ティーシーズのメリットとしてまず挙げられるのは、歯を削らないため、天然歯へのダメージを抑えられる点です。
ホワイトニングでは思うような効果が得られなかった方や、複数の歯にわたって色や形の改善を希望する方に特に適しています。
また、治療は短期間で完了し、短期間で美しい歯並びと白さを手に入れることが可能です。
さらに、万が一チップが欠けたり外れたりした場合でも、即日で修理が可能なため、トラブルが起きた際の不安も最小限に抑えられるのが魅力です。
一方で、ティーシーズは以下のような歯には適していません。
- 噛み合わせが悪い歯
- 出っ歯の場合
また、自然な見た目を追求するうえで重要な色の調整が難しく、特に1本または少数の歯だけを治療する場合には、隣の歯の色と完全に一致させるのが難しいことがあります。
このため、複数の歯をまとめて治療するケースの方が仕上がりが自然に見える傾向があります。
ティーシーズについて、少しでもご興味がある方やご自身の歯に適しているのか知りたい方はお気軽にご相談ください。
お一人おひとりのお悩みに寄り添い、最適な治療法をご提案いたします。
デンタルサロン・プレジールでは、削らない・歯に優しい治療を推奨しており、患者様の大切な歯をできるだけ長く健康に保てるようサポートしています。
健康な歯を削らずに歯の色や形、歯並びを改善したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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歯を削らずに白くするメリット
歯を削らずに白くするメリットは下記のとおりです。
- 歯の健康を維持できる
- 痛みやしみるリスクが少ない
- 繰り返し施術が可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯の健康を維持できる
歯の白さを追求する際に重要なのは、見た目だけでなく歯そのものの健康を維持することです。
歯を削らずに行うホワイトニングや審美治療では、歯の表面を保護するエナメル質を傷つけることがなく、本来の強度や耐久性を損なうことなく白さを得ることができます。
一度削った歯は再生できず、元の状態に戻すことは不可能です。
削ることで歯が弱くなり、虫歯や破折のリスクが増加することもあります。
そのため、削らない治療法を選び、歯の健康を長期的に守りながら美しい見た目を維持することが大切です。
痛みやしみるリスクが少ない
歯を削る治療では、エナメル質が薄くなることで知覚過敏が起こるリスクがあります。
冷たい飲み物や甘いものを口にした際にしみる感覚や鋭い痛みを感じることが多くなるのはそのためです。
しかし、歯を削らない治療法では、エナメル質をそのまま保つことができるため、知覚過敏のリスクを抑えることができます。
ただし、ホワイトニングの場合は薬剤が歯の内部に一時的な刺激を与えることがあり、施術直後に軽度の知覚過敏を感じることもあります。
この症状は一過性のもので、数日以内に自然に改善するケースがほとんどです。
繰り返し施術が可能
美しい歯を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
歯を削る治療法では、一度削った部分を再治療する際にさらに歯を削る必要があり、繰り返すたびに歯へのダメージが蓄積されてしまいます。
その結果、歯の寿命が短くなる可能性も否定できません。
しかし、歯を削らない治療法なら、繰り返し施術を行っても歯への負担が少ないため、安心して長期間にわたり美しい白さを保つことができます。
歯を削って白くする治療法
歯は削らないことに越したことはありませんが、歯を削って白くする治療法も解説します。
歯を削って治療する方法は下記のとおりです。
- ラミネートベニア
- セラミッククラウン
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ラミネートベニア
ラミネートベニアは、薄いセラミック製のシェルを歯の表面に貼り付けて、歯の黄ばみや形の不均一、軽度の欠けなどをカバーする方法です。
通常のホワイトニングでは改善が難しい重度の着色や変色に対して効果的で、自然な光沢と透明感のある仕上がりが期待できます。
しかし、歯をわずかに削る必要があるというデメリットも存在します。
削る量はごくわずかとはいえ、一度削ったエナメル質は再生できないため、将来的な歯の健康への影響を考慮したうえで選ぶ必要があります。
ラミネートべニアについては、下記の記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
ラミネートベニアは健康な歯を削る?メリット・デメリットを解説
セラミッククラウン
セラミッククラウンは、歯全体を覆う人工歯冠で、天然歯に近い自然な白さと優れた耐久性を兼ね備えた審美治療です。
セラミック素材は光の透過性が高く、自然な輝きを再現できるため、見た目の美しさを重視する方に適した治療法として人気があります。
さらに、適切なケアを行えば長期間にわたって美しい状態を維持することができるのも大きな魅力です。
歯の神経が壊死したことによる黒ずみや、根管治療後に変色した歯など、ホワイトニングやクリーニングでは改善が難しいケースにも効果を発揮します。
また、歯の形やサイズが不揃いな場合にも対応可能で、理想的な形状に整えることができます。
しかし、セラミッククラウンを装着するには、健康な歯を大きく削る必要があるというデメリットがあります。
一度削った歯は元に戻すことができず、将来的に歯の寿命が短くなるリスクを伴うため、歯の健康維持を最優先する場合は、なるべく削らない治療法を選ぶことが望ましいでしょう。
歯の色や形の改善だけが目的であれば、ティーシーズやホワイトニングといった歯を削らない方法で十分な効果を得られるケースも多くあります。
まとめ
歯の白さを手に入れるための方法は多岐にわたります。ホワイトニング、歯のマニキュア、ティーシーズ、ラミネートベニア、セラミッククラウンなど、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解し、納得する治療方法を選ぶことが大切です。
特に、歯を削らずに白さを実現する方法は、歯の健康を維持しながら美しい見た目を手に入れたい方に最適です。
デンタルサロン・プレジールが独自開発した「ティーシーズ」は、歯を一切削ることなく、自然な美しさと理想的な白さを実現できる革新的な治療法です。健康な歯を守りながら短期間で仕上げることができ、色や形の微調整も可能です。
また、実際に使用する素材を用いた再現度の高いシミュレーションを無料で体験いただけるため、「仕上がりがイメージと違った…」という心配もありません。
歯の色や見た目にお悩みの方は、ぜひデンタルサロン・プレジールの無料カウンセリングをご利用ください。
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執筆責任者

院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。