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タバコは老けるのは嘘?喫煙歴の長さは関係ある?

2024.08.07

喫煙

こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をご覧いただき、ありがとうございます。

オハイオ州のユニバーシティ・ホスピタルズ・ケース・メディカルセンターとケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部の研究で、「喫煙歴が長いほど老化の兆候が早く現れる」ことがわかってきました。

なぜ、タバコを吸うと老化が早まるのでしょうか?
大きく影響しているのは、タバコに含まれる「ニコチン」です。
ニコチンはタバコの依存性を高めるだけでなく、皮膚に栄養を送る毛細血管を収縮させて、肌の乾燥を促進させます。その結果、代謝が悪くなって肌のハリとツヤが失われ、しわの原因になっていくのです。
さらに、肌が浴びた紫外線を吸収して細胞が傷むのを防ぐ一方、シミの原因にもなる「メラニン色素」と関連が深いビタミンCを破壊するため、血色が悪くなって肌がくすんでいきます。
また、コラーゲンも生成されにくくなるとされ、いわゆる「美肌づくり」に必要な要素をすべて失わせるのがニコチンだと言っても過言ではないでしょう。

肌以外にも、歯が黄ばんだり、吸うときに口をすぼめることでほうれい線ができやすくなったりと、タバコはじわじわと見た目年齢を低下させています。

健康のためにも美容のためにも、喫煙は百害あって一利なし。
やめたいけどなかなかやめられないという人は、せめて本数を減らすところから始めてみてはいかがでしょうか。


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