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歯並び改善!マウスピース矯正(インビザライン)と各施術の後悔しない選び方

2024.02.02

ティーシーズ

マウスピース矯正

ラミネートべニア

歯を削ること

歯並び

歯列矯正

矮小歯

今回は話題のマウスピース矯正(インビザライン)も含め、審美歯科医師の目線での歯並び改善の注意点・患者様に合ったおすすめの施術の選び方をご紹介します。

マウスピース矯正(インビザライン)って結局のところどうなの?

マウスピース矯正(インビザライン)は従来の歯列矯正の施術と比較して、「目立たない」「気軽」に矯正をできるということが最大のメリットとして話題になっています。

しかし一方で、実際に施術をして後悔したという例も多々見受けられます。
特によく聞く後悔として、以下のようなものが挙げられます。

  • 食事と歯磨き以外(1日20時間以上装着)は外せない事を知らなかった
  • 飲み物を制限されることを知らなかった
  • 施術中に抜歯や歯を削ってすき間をあけるので、フロスをきちんとしないで虫歯になってしまい、中断した
  • 指定された時間通りに装着せず綺麗に歯が動かなかった
  • 「後戻り」を知らず、矯正後に歯が元に戻ってしまった

このようなデメリットは本来、医師の診断や施術前の検診によって、あらかじめ理解した上で、施術を行うものです。
ただ話題の施術ということもあり、様々な歯科医院がフランチャイズのような形で施術だけを取り入れていることもあることから、「実際にやってから初めて知るというケース」も増えているようです。

自身の歯を矯正するには長い治療期間が必要となり、また治療後も考慮するべきことがありますので、まずは「マウスピース矯正(インビザライン)が本当に自分に合っているのか」を考慮した上で選ぶことでこのようなデメリットを回避することができます。

歯並びを改善できる施術の選び方

そもそもどんな施術があるの?

いわゆる歯並びを綺麗にする方法には、大きく分けて3種類に分類できます。

  1. 貼り付け式の人工歯の厚みを調整して、見た目を改善する方法
    例:ティーシーズ、削らないラミネートベニア
  2. 歯を器具で徐々に移動させ、改善する方法
    例:ワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザライン)
  3. 歯を削ったり、抜いたりして、差し歯によって改善する方法
    例:インプラント、セラミック矯正、ラミネートベニア

それぞれ歯並びを綺麗にすることができる施術ですが、大きな違いとして挙げられるのは、自分の歯に手を加えるか加えないかということです。(手を加える=歯を削ったり、抜歯すること)

どうやって選べば良いの?

それでは上記の1〜2でどの施術を選べばいいのでしょうか。

判断材料

これは 「患者様の歯並び状況」「求める改善レベル」によって判断することをおすすめします。

「患者様の歯並び状況」については専門家の判断に委ねるのが一番です。
かかりつけの歯科医でも相談できますし、初診料(2,200円(税込))はかかりますがデンタルサロン・プレジールでもご案内いたします。

それでは「求める改善レベル」はどうでしょうか?
こちらは見た目だけを治せれば良いのか、根本的に歯並びを治せれば良いのかによって分かれます。

ただし、根本的に歯並びを治すとなると歯を抜いたり削ったりする必要があるなど、 それ相応のリスクが生じるということを考慮しなければなりません。

それぞれの施術によるリスクについて

●貼り付け式の人工歯の厚みを調整して、見た目を改善する方法
根本的な歯並びを変えることはできませんが、元の自身の歯の表面に対して施術を施すため、 歯を抜いたり削ったりしたくない 方に向いています。
ただし、出っ歯や大きい歯を小さくするなどのお悩みを持っている方には不向きの施術です。

<リスク>

  1. 歯を削らずに貼るので今より少し(個人差があるが1mmほど)前にでる
  2. 歯を削らずに貼るので少し歯が大きくなる
  3. 歯を削らないのでデザインに限界がある

●歯を器具で徐々に移動させ、改善する方法
いわゆる矯正として、知名度が高いのがこの施術です。ワイヤーやマウスピースの調整によって、徐々に歯を移動するため、とても時間のかかる施術ですが、根本的な歯並びの改善が望めます。

<リスク>

  1. 器具を取り付けたり、マウスピースで覆われることで歯磨きによる口内の清潔さを維持することが難しく、虫歯のリスクが高まることが挙げられます。
    個人差はありますが、器具装着直後から「痛み」があり、痛みが強い人は食事も困難にあることがあります。器具が当たって口内炎ができやすい
  2. 矯正器具は歯に一定の圧力を与える必要があるため、器具装着中の違和感や痛みをなくすことはできません。また、取り外しまでの期間継続して装着する必要があるため、私生活のストレスが大きいことはよく知られています。
  3. 矯正後の歯は一定期間が経つにつれ、自然と元の歯並びに戻っていきます。これを「後戻り」と言い、対策として矯正後も就寝時にマウスピースで圧力をかけ、維持する必要があります。

●歯を削ったり、抜いたりして、差し歯によって改善する方法
こちらも矯正のように根本的な歯並びを改善することが可能です。そもそも歯自体を人工歯に置き換える施術なので、自由度が高く理想の歯並びを手に入れられます。
ただし、リスクがとても高く、例え後悔しても取り返しがつかないという点はよく認識して選定すべき施術となります。

<リスク>

  1. 神経を抜かずにセラミックを被せた場合、知覚過敏が生じて食事困難になることがあります。
  2. 神経を抜いてセラミックを被せた場合、神経の再治療が必要になるケースがよく見うけられます。このケースでは、痛みとともに顔面に腫れが生じるケールもあります。
  3. 歯を抜いてセラミックを被せた場合、歯を抜いた部分の骨と歯肉が経時的に減少し、歯茎とダミー(人工歯)の間にすき間が生じ息がもれたり、見た目が悪くなることがあります。やり直しの可能性があります(又お金と時間がかかります。)

リスクを知った上で何を優先させるかが選ぶポイント

さて、上記の通りどの施術にも一長一短があることが見て取れます。
ただリスクは低いに越したことはありません。
まずは検診の上、1〜3の順番に検討していき、自分自身が求める改善レベルに合った施術をチョイスすることが望ましいです。

まずは歯を試着するという選択肢

それでも施術にかかる費用や期間は膨大であり、そんなに容易く選ぶことはできません。
車や家もそうですが、実際に乗ってみて・住んでみて初めてわかることは数多くあります。
何より車や家と違って、歯は24時間365日使うものです。

「試す」ことによって見えてくる理想の歯。
歯を削ったり抜いたりする前に、器具を取り付けて何年も苦労をする前に、理想の歯並びや色を体験して頂く為に、デンタルサロン・プレジールでは「歯を試着する」を叶える施術”ティーシーズ”をご用意しております。

2段階の試着

まずは 理想の歯をお試しできる「シミュレーション体験」

実際の歯の表面に本施術で使用するものと同じ素材を 使用します。3Dではなく、実際の歯に行うので鏡で理想の歯をご確認いただけます。
※確認後は取り外させていただきます。
※料金は初診料(2,200円(税込))に含まれます。

ティーシーズ本施術で理想の歯の生活を体験

細かなご要望のヒアリングと、無料シミュレーションの確認を経て、患者様に合った人工歯を技工所でオーダーメイド。
最短4日で取り付けられますので、理想の歯 を手に入れてください。

いつでも取り外し可能

どの歯並び改善の施術と違う点は、歯を一切削らずに行う施術なので、ティーシーズを除去すれば元の歯に戻すことができます。
一度、理想の歯を体験しそれでも「根本的な歯並びの改善をしたい」 場合にはティーシーズを除去して、他院で矯正や別の施術に移行することも可能です。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
歯並びの改善=マウスピース矯正(インビザライン)というイメージのある時代のなかで、当院でも体験された方やすでに歯を削ったり抜いてしまった方が来院されることも多く見受けられます。

この度、ティーシーズという選択肢を早く知りたかったという、ありがたいお声をいただき、この記事を作成しました。

当院は開院当初より、「歯を削らない」をテーマに運営してまいりました。
そのニーズに応えるべく独自開発した「ティーシーズ」をぜひお試しいただけますと幸いです。

  • コラムに掲載されている施術などは、必ずしも当院でご提供してるサービスに限りませんので、ご了承ください。