こんにちは!
デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」では、毎回歯科医師としての立場から、皆様の口元の美と健康を保っていただくためのアドバイスをさせていただいています。
今回は、プレジールにお越しになる患者様のあいだでも根強い人気を誇る「歯茎マッサージ」について、基本的なご説明をさせていただきたいと思います。
プレジールではデンタルヘルスケアクリーニングのメニューで、歯茎マッサージを行っています。
お口の外側はエステで行われることもありますが、お口の中の施術は歯科医師、衛生士が担当します。
目次
なぜ 歯茎マッサージがいいの?歯茎マッサージのメリットについて
1.うっ血した血液を流すことよる、歯茎の炎症緩和
歯茎はご存じのように歯の周りを覆っているピンク色の組織です。
しかし、ただ単に歯を覆っているわけではなく、歯と歯茎の間にある溝があり、そこはお口の中の細菌と体が戦う砦なのです。
歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)内に歯周病菌をはじめとする細菌が入り込んできます。
時間の経過とともに細菌は増殖し、プラークを作ります。
そこで、歯茎の内側から滲出液という抗菌物質が出され、細菌の侵入を防いでいます。
しかし、うまく細菌が除去されないと細菌からの毒素に刺激され、歯茎に集まっている毛細血管が広がり、うっ血します。そうすると歯茎は赤く腫れて歯肉炎を引き起こします。
そこで歯茎マッサージを行っていくことで、うっ血した血液を戻して新しい血液を巡らせることで腫れを抑え、歯茎の細胞の再生が促されます。
歯茎の炎症が治まり健康になってくると、歯茎がしまってきて細菌が侵入しにくくなってきます。
また、美容面でも歯茎の赤みが減り、健康的なピンク色の歯茎になることで口元が明るくなります。思い切り笑うこともできますね。
2 表情筋への働きかけにる小顔効果、リラクゼーション効果
歯茎のみだけでなく、口の内側から頬のマッサージを行うため、口輪筋などの表情筋への働きかけができるため、お顔の筋がほぐれて小顔効果や表情筋のストレッチによるリラクゼーション効果もあります。
デンタルサロン・プレジールオリジナル「プラセンタ歯茎マッサージ」について
当クリニックの歯茎マッサージではプラセンタ配合のジェルを使用して行っています。
プラセンタには炎症を抑える効果や細胞の賦活作用があり、歯茎の腫れている部分に使うことで、歯肉の細胞の増殖力を高めて傷んだ歯茎の回復を早めます。
歯茎の健康のため、ご自分でも歯茎マッサージを行うといいですね。
でも、歯茎が腫れているかな? と気になったときは歯肉炎、歯周病の原因であるプラークをしっかりと落してから歯茎マッサージを行うことが大事です。
プレジールではデンタルヘルスケアクリーニングできれいな歯茎を作るお手伝いをしています。
いつでも ご相談くださいね。
執筆責任者
院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。