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「姿勢」が悪い人は「歯」も悪い? 遠いようで近い重要な関係

2017.04.18

姿勢

仕事でもプライベートでも、PCやスマートフォンは欠かせません。軽量化されたノートPCは持ち運びも便利で、いつでもどこでも使うことができます。特にスマホについては、「寝る寸前まで手放せない!」という人も多いのではないでしょうか。

しかし、PCに向かって長時間仕事をしたり、寝転がったままスマホをいじったりすることが続くと、視力の低下や姿勢の悪化を招き、体に負担がかかります。特に姿勢の悪化は歯にも重要な影響を与えてしまうため、注意が必要です。

画面を覗き込むときになりやすい前傾姿勢は、前に出た頭を支えるために首や肩、アゴが緊張状態になり、噛み合わせのズレや痛みを引き起こします。
また、現代人に多い「扁平足」は、立ったときに足裏が不安定になります。すると、頭や体はバランスを取るために無理な姿勢を取るので、結果的に歯の状態にも影響を与えるといわれています。

デスクワークが続く人は、仕事の合間に休憩を挟み、首や肩を回して緊張をほぐしましょう。集中すると、知らないうちにギュッと歯を食いしばっていることもありますので、意識して緩めることが大切です。
また、扁平足の人は、足裏を適度に刺激する形状の靴を選んだり、インソールを入れたりするなどして、足裏に「正常なアーチ」を作り、安定感を取り戻しましょう。

現代ならではの生活習慣が引き起こす姿勢の乱れ。これを放置していると、きれいな歯並びまで失うことになりかねません。
美しい歯は美しい姿勢から。一度、自分の姿勢を見直してみてくださいね。


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