こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をご覧いただき、ありがとうございます。
人の第一印象を左右するのは、歯や歯茎の色、そして「スマイルライン」と「笑ったときに見える口の中の肉(頬壁)」だといわれています。
スマイルラインとは、審美歯科の視点から理想とされる歯や口元の基準のことです。
笑ったときの下唇のラインと、上の前歯の両側犬歯の先端を結んだときの曲線が、ほぼ重なっている状態が美しいとされています。
もうひとつのポイントとなる「頬壁」は、言葉のとおり頬の裏側にあたる部分のことです。にこっと笑ったときにきゅっと口角が上がる人は、歯と頬のあいだに隙間が空き、きれいに頬壁が見えます。
頬壁が見える笑顔に必要なのは、口の周りの口輪筋です。この筋肉は、年齢とともに下がってくるものですが、意識次第でいくらでも鍛えられる筋肉でもあります。
誰でも簡単にできるのは、普段の生活の中でできるだけ表情豊かに暮らし、意識的に笑顔を作ることです。最初は作り笑顔でも構いません。続けていれば表情筋が鍛えられて、自然と口角が上がるようになるでしょう。
もっと積極的に訓練するなら、口を閉じたまま唇の裏側を舌でなぞったり、奥歯で割り箸をくわえて口角を上げたりするトレーニングがおすすめです。また、500mlのペットボトルに100~200mlの水を入れ、歯を使わないように注意しながら唇の力だけで持ち上げ、10秒間キープする(より長く耐えられる人は限界まで!)ことでも、口の周りの筋肉「口輪筋」を鍛えられます。口輪筋が鍛えられると、顔全体が引き締まって小顔効果も得られますし、口腔内のトラブルも減るなどの良い効果が期待できます。初めはちょっとつらいかもしれませんが、10秒キープを1日3セット、できるようにがんばってください。
誰からも愛される笑顔を目指して、頬壁が見える美しいスマイルラインを手に入れましょう。
執筆責任者
院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。