コラム

Column

歯磨きで血が! もしかしたら磨きすぎかも…?

2017.02.27

審美歯科について

歯磨き

こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をご覧いただき、ありがとうございます。

毎食後の習慣である歯磨き。子供のころは教わった基本に忠実に丁寧に磨いていたけど、大人になるにつれてだんだんと自己流に…なんてこと、ありませんか?

特に多いのが、歯の表面をゴシゴシとこすりすぎてしまう磨き方です。歯茎から血が出たら、それは磨きすぎのサインかもしれません。通常の歯ブラシは「歯に対するブラシの硬さ」として設計されています。元々ブラシ圧が高い場合、「歯茎に対しては圧が強すぎる」のです。歯ブラシはペンを持つように、力を入れすぎずに握りましょう。

サロンでおすすめしている「CURAPROX歯ブラシ」は、歯茎にもやさしい弾力性のある密なブラシです。表面だけではなく虫歯になりやすい「歯と歯のあいだ」や「歯と歯肉のあいだ」などを意識して、ブラシを小刻みに動かすと効果的です。前歯を磨くときは歯ブラシを縦に持ち替えるなど、ブラシの使い方にもひと工夫すると、よりきれいに磨けます。デンタルフロスや歯間ブラシなど、「歯ブラシ+α」の用具を使うのもおすすめですよ。

重要なのは磨きにくいところ、磨き残しの多いところに気を付けて重点的に磨くことですが、自分ではなかなかわかりません。歯ブラシの届く範囲や磨きにくい箇所は、歯並びや顎の大きさなどによって個人差がありますので、かかりつけの歯科医院で自分に合った磨き方を教えてもらいましょう。


  • コラムに掲載されている施術などは、必ずしも当院でご提供してるサービスに限りませんので、ご了承ください。