愛しい我が子に、ついキスしたくなる毎日。

でも、ふと「私の虫歯菌が、この子にうつってしまったら……」と、不安になることはありませんか?

この記事では、東京・銀座で多くの女性の笑顔をサポートしてきた当院が、ママ自身の輝きと、お子様の健やかな未来を育むための「親子のオーラルケア」の新常識をご提案します。

こんなお悩みありませんか?
  • 子どもの虫歯は心配だけど、自分のケアはつい後回しになってしまう
  • 妊娠・出産を経て、歯が黄ばんだり、歯茎が弱ったりした気がする
  • 育児で疲れた顔を、口元から明るく若々しく見せたい
  • 子どもの歯並びが、将来どうなるか気になる
  • 親子で一緒に、口元の健康と美意識を高めたい
この記事でわかること
  • 虫歯菌を気にしすぎることより、もっと大切なこと
  • 頑張った自分へのご褒美に。ママのための産後審美ケア
  • お子様の「将来の美しい歯並び」の土台を作るための習慣
  • 親子で楽しく実践できる、美しさを育むオーラルケア

この記事を書いた人

院長:中村 梢

日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。

従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。

テレビ番組で当院の施術ティーシーズが取り上げられました

新生児にキスすると虫歯になる?

新生児にキスをすると、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が大人から赤ちゃんにうつる可能性があります生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌は存在しないとされており、食べ物から虫歯菌がうつることもありません。

主に身近な大人との接触を通じて菌が定着します。とくに口移しやキスなどの行為は、虫歯菌の感染経路となることがあるため、赤ちゃんの歯を守るためにも注意が必要です。

唾液を介した感染は、キスや口移しだけに限りません。

・咳やくしゃみで唾液が飛ぶ

・家族で同じ食器やコップを使う

・大人が使ったスプーンで赤ちゃんに食べ物を与える

上記の場面でも、虫歯菌がうつる可能性があります。

ただし、これらすべてを完璧に防ぐのは、忙しい子育ての中では現実的ではありません。家庭内では注意できても、保育園や学校に通い始めれば、どんなに気をつけても虫歯菌の感染を完全に防ぐのは難しいでしょう。

そのため、「虫歯菌をうつさないこと」に過度にこだわり過ぎず、いずれ感染するものと割り切り、神経質になりすぎないことをおすすめします。

新生児に虫歯菌を移さないようにするために大人ができる4つの対策

新生児にキスをしてもいいようにするにはどうすればよいのでしょうか。

具体的な対応策として

  • 日頃から歯を丁寧にケアする
  • 水分補給をこまめにおこなう
  • 砂糖などの糖分は控える
  • 定期的に歯医者でメンテナンスをおこなう

などの方法があります。

それでは詳しくご紹介させていただきます。

1. 日頃から歯を丁寧にケアする

東京の審美歯科医が教える虫歯菌を移さないようにするために大人ができる4つの対策

大人の口の中に虫歯菌が多いと、赤ちゃんにうつる可能性が高くなります。虫歯菌の数を減らすためには、毎日の丁寧な歯磨きが基本です歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間の汚れもきちんと落としましょう。

就寝前のケアを特に意識することがポイントです。大人が清潔なお口を保つことが、赤ちゃんの虫歯予防につながります。

2. 水分補給をこまめにおこなう

唾液には、口の中を洗い流す自浄作用があるとされています。こまめに水分をとることで唾液の分泌が促され、お口の中を清潔に保ちやすくなります

とくに甘い飲み物は避け、お茶や水を中心にするのがおすすめです。食後や間食後に水をひと口飲む習慣も、虫歯のリスク軽減に役立ちます。簡単な対策ですが、日常的に意識すると効果的です。

3. 砂糖などの糖分は控える

糖分は虫歯菌のエサになるため、甘いものの摂りすぎには注意が必要です。間食や飲み物に含まれる砂糖も意外と多く、知らず知らずのうちに虫歯菌を増やす原因になることも。

家族全体で甘いものを控える意識を持つことで、赤ちゃんへの感染リスクを減らせます。どうしても甘いものを食べたいときは、時間や頻度を決めて摂るように心がけましょう

4. 定期的に歯医者でメンテナンスをおこなう

日頃のケアに加えて、歯科医院での定期的なメンテナンスも重要です。虫歯や歯周病は自分では気づきにくいため、早めにチェックしてもらうことで口腔内の環境を良好に保てます。「症状が出てから通う」のではなく、「予防のために通う」ことを習慣にすると安心です。

虫歯は早めの対処と予防がなにより大切です。「もしかして…」と気になることがあれば、お気軽にご相談ください。当まずは無料カウンセリングで、お口の状態を一緒にチェックしてみませんか?

子供ができる虫歯予防の対策

子ども自身が虫歯を予防するためには、まず毎日の歯磨きを習慣化することが大切です。小さなうちは保護者の仕上げ磨きが必要ですが、自分で磨く練習を続けることで、自立した口腔ケアができるようになります。

小さいころからデンタルケアの習慣を心掛ける

銀座の審美歯科が推奨する親子で楽しみながら実践できる口腔ケアの習慣

小さいころからデンタルケアの習慣をつけてあげましょう。たとえ虫歯菌に感染しても、虫歯菌の栄養となる甘い物を摂りすぎることなく、日々の歯磨きをしっかりして毎日プラーク(歯垢)を落としていけば、虫歯を防げます。

具体的には、3歳頃までに歯磨きを習慣化することを目標に、小さいころから少しずつ慣らしていくのがおすすめです。

まずは口の中に何かを入れることに慣れさせるために、最初の歯が生え始めた生後半年頃から、指に巻いたガーゼでやさしく乳歯の汚れをぬぐってあげることから始めるといいでしょう。

少し大きくなってきたら、赤ちゃん専用の歯ブラシを実際に持たせてあげて、歯ブラシに対する抵抗感を小さくするのも良い方法です。

もう1本別に、お母さんやお父さん用の歯ブラシを用意して、1日1回は必ず歯磨きを行うようにしていきます。

そのあとは子供の成長に合わせて、徐々に自分で磨いたあとにお母さんやお父さんが仕上げ磨きをしてあげる体制に移行しましょう。

子供が嫌がる場合には、キャラクター付きの歯ブラシを使ったり、うまく磨けたらシールでご褒美をあげたりして、ゲーム感覚で「歯磨きは楽しいもの」と思えるよう、工夫してみるのが良い方法です。

毎日1度でいいので、歯磨きと仕上げ磨きをするようにしていれば、3歳になるころには歯磨きが習慣として自然と身に付いていきます。

食生活に注意する

同時に、3歳頃までに身に付けておきたいのが、虫歯になりにくい食習慣です。

だらだらとおやつを食べたり、頻繁に清涼飲料水を飲んだりしていると、口の中は常に酸性で、虫歯菌にとって理想的な環境になってしまいます。

小さいころに身に付けた習慣は、後々まで無意識に繰り返すことになります。

  • おやつを食べるときは時間を守る
  • 清涼飲料水の代わりに、普段は水やお茶を飲む
  • 甘い物を食べ過ぎない
  • 何かを食べたあとは必ず歯磨きをする

などを習慣化しておくことは、虫歯予防にとても役立ちます。

また、食べ物を良く噛むこともぜひ習慣化しておきたいことの1つです。たくさん噛むと殺菌作用がある唾液がたくさん出ますので虫歯予防に役立ちますし、消化もされやすくなります。

また顎の成長を促し、歯が生え変わったときの歯並びをきれいにすることにも役立ちます。

吉岡

虫歯だけでなく、歯並びのために気をつけることがあるのですね

中村

はい。お子様の将来の美しい笑顔は、毎日の小さな習慣の積み重ねで育まれます。審美歯科は、そのお手伝いができるのです

新生児に虫歯菌を移さないためにも大人のケアを徹底しよう

歯は一度なくしてしまうと二度と元には戻らない、一生の付き合いになる存在です。

子供のときに身に付けた食事習慣や生活習慣は、後々まで大きな影響を及ぼしますので、赤ちゃんや子供のうちは虫歯菌の感染予防だけに気を取られずに、総合的に虫歯になりにくい習慣を身に付けさせてあげることに重点を置き、幅広いケアを心掛けてみてください。