こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。
いつも「ホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をお読みくださり、ありがとうございます。
さて、突然ですが皆様、口元の身だしなみについてどうお考えですか??
口臭や歯のお色、一度は気にされたことがあるのではないでしょうか?
髪型やお洋服だけではなく、口元の印象も相手に不快感を与えることがあります。
もし、歯の表面に着色が付いている、口臭が気になる・・そんなあなたには歯のクリーニングがおすすめです!!
目次
「歯のクリーニング」とは?必要性や歯磨きとの違い
クリーニングとは歯の表面に付いた着色汚れや、歯垢・歯石を取って歯本来のキレイな状態に戻す施術のことを言います。
嗜好品であるコーヒーやお茶を良く飲まれる方は茶渋が、タバコを吸う方はヤニが、放っておくと徐々に歯の表面に付いてきます。また磨き残しによる歯垢や、歯垢が固まってできた歯石もついてきます。このような汚れが一度歯の表面に付くと、ご自身の歯磨きだけでは取りきれません。
さらに、歯並びの悪い人は歯ブラシが届かない部分に歯垢が溜まりやすく、歯周病や虫歯を引き起こす可能性が高くなります。歯石は3ヶ月ほどで定着し、歯磨きでは除去できないため、歯科での定期的なクリーニングが必要です。
歯のクリーニングを歯科で行うメリットは?3つのメリットについて
1.清潔感がアップする/綺麗になる
歯の表面に着色が付いている方は、着色を落とす事によって見た目の清潔感がアップします。
2.汚れがつきにくくなる
ザラザラした歯の表面には汚れが付いていく一方ですが、クリーニングで汚れを落とし歯の表面がつるつるになると、汚れが付きにくくなります。
3.口臭予防歯周病の予防になる
お口の中をキレイにする事によって、口臭予防や歯周病の予防・改善にもつながります。
定期的にクリーニングに通うことによって虫歯予防や、たとえ虫歯ができても早期発見ができます。
「ホワイトニング」と「クリーニング」の違いは?一緒じゃないの?
よく耳にする「ホワイトニング」というものとクリーニングは同じものではありません。何が違うの?というご質問をよく頂きます。
- クリーニングは歯本来の艶や輝きを取り戻す方法
- ホワイトニングはクリーニングでキレイになった歯の色自体を白くする方法
です。
このため、クリーニングとホワイトニングは内容が違います。
ただし、着色が付いている歯をクリーニングするだけでも、歯が白くなったように感じます。
歯がくすんで見えるけど、ご自分にはクリーニングが必要なのか、ホワイトニングが合っているのかどちらがいいのかお悩みの方は、一度ぜひ歯科医院でご相談ください。
クリーニングの気になる費用は?保険がきくの?
それではクリーニングはどのくらい費用がかかるのでしょう。
クリーニングは目的によって
- 保険適応
- 保険適応外
に区別されます。
保険は歯周病の診断をもとに、治療を目的とした場合に適用されます。
そのため、歯石除去から歯磨きの指導までの一連の治療の流れとなるため、通常複数回の通院が必要です。
一方、着色汚れの除去を目的とした場合は病気ではないため、また予防を目的とした場合も治療を目的としないために保険適応外の自費となります。
費用は保険の場合3,000円前後、自費ですと5,000~20,000円と歯科医院によって異なります。
クリーニングってどんなことをするの?治療の流れ、項目について
例として当院で一般的に行っているクリーニングの流れをご説明します。
- 口腔内診査 虫歯などのチェック・歯石等付着物の確認をします。
- 歯石・歯垢・着色の除去 超音波の器械を使い、付着物を除去します。
- 歯間部の歯垢除去 デンタルフロスを使用します。
- 仕上げ 汚れの付着状況に応じてペーストを使い分け歯の表面を磨きます。
当院では自費のクリーニングを行っており、全て歯科医師が担当致します。定期的にクリーニングを受けている方、歯についている汚れが少ない方は通常1回で終了します。しばらくクリーニングを受けていない方や、着色や歯石の多い方は複数回クリーニングが必要な場合もあります。
その後のクリーニングは汚れの付きやすさにもよりますが、半年~1年に1回のペースでの検診を含めたクリーニングをおすすめしております。
最後に「やはり大事なのは、日々の歯磨き習慣」
基本はご自宅での歯磨きの習慣が大切です。
定期的にクリーニングを受けている方でもご自宅での日常のケアを怠ると表面に汚れが付いてきます。
また日常のケアにも限界がありますので、ご自分では届かない細かな汚れをクリーニングで落とす必要があります。
今まであまりクリーニングを受けた事のない方はぜひ通いやすい歯科医院を見つけて頂き、クリーニングを受けてみてはいかがでしょうか。
執筆責任者
院長 中村
日本歯科大学新潟生命歯学部卒業。一般開業医での勤務、2020年よりデンタルサロン・プレジール歯科医院長就任。
従来の歯科の考え方にはなかった「健全な歯を削らずに」得られる審美歯科がここにあります。
当クリニックを訪れてくださった方に、笑顔に自信を持っていただくことを一番に考え、対応させていただいております。