「審美歯科は痛い」とは限らない!抜かない・削らない歯科治療とは

皆様、こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、川邉(かわべ)です。いつも「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ここだけの話」をご愛読いただき、ありがとうございます。
このコラムでは、お口の美容と健康に役立つ話題を、毎回ひとつのテーマを選んでお話しさせていただいています。この記事が少しでも皆様のお役に立てればと思います。

さて、今回取り上げさせていただくのは「審美歯科治療の痛み」です。審美歯科治療は「一般的な歯科治療とは別物」というイメージがあり、歯を大きく削る・歯を抜くといった大掛かりな施術を連想することが多いなどの理由から、「痛い」「怖い」という先入観をお持ちの方が少なくありません。しかし、削ったり抜いたりすることは、審美歯科治療全体から見ればほんの一部分。実際には削ったり抜いたりしなくても解決できる問題は多いのです。
ちなみに、健康な歯を「削らない・抜かない」まま美しくすることは、プレジールの理念でもあります。誤解の多い審美歯科と痛みの関係について、今回もホンネでお話しさせていただきますね。

審美歯科は一般歯科に「美」の観点を加えたもの

「審美歯科は一般歯科とはまったくの別物」と考えている人は多いですが、実はそれは正しくありません。
審美歯科は、何より「機能回復」を重視する一般歯科に「美」の観点を加え、歯の機能と美しさを両立させることを目的とする総合的な歯科治療を指します。別物ではなく「一般的な歯科+美=審美歯科」というわけです。

この違いは、具体的には治療に使う素材などの差として表れてきます。
例えば、通常の保険診療の場合、虫歯の詰め物にコンポジットレジン(歯科用樹脂)、奥歯の被せ物には金銀パラジウム合金(銀歯)が使われますが、コンポジットレジンは2~3年で徐々に劣化して黄色実を帯びてくることが多いですし、金銀パラジウム合金は銀色なので歯列の中で目立つことは避けられず、審美的には優れているといえません。審美歯科治療では、これらの素材に代わり、見た目が自然の歯に近いセラミック素材が使われるという具合です。

また、見た目を改善して白い歯にする「ホワイトニング」や、歯の隙間を防ぐ治療、歯のクリーニング(PMTC)、矯正治療なども審美歯科治療に数えられています。いずれも、歯の機能性を損なわないこと、機能性をしっかり回復することを大前提としながら、見た目にも美しくするのが特徴です。

「痛い」「怖い」イメージは、見た目だけを追求する間違った治療からきている

審美歯科とは、本来歯の機能と見た目の美しさの両方を大事にするものです。
しかし、中にはこの「歯の機能を大事にする」の部分が疎かになり、ただ見た目を美しくすることだけを重視して治療が行われた結果、歯の機能や体のほかの部分に問題が出てしまうことがあります。

歯並びを短期間で直すために健康な歯を削り、神経を抜いて被せ物をしたところ、歯の根の中に細菌が残ってしまったことで根の先が膿んでしまうといった例があります。また、機能面をおろそかにした被せ物や差し歯の治療を行った結果、噛み合わせのバランスが崩れて被せ物・差し歯の周りに過剰な力が加わり、歯の周りが腫れたり、顎の骨のずれや肩こり、頭痛など全身に影響を与えたりすることも少なくありません。
また、審美歯科治療を行うまえには歯周病治療を行うことが不可欠ですが、適切な治療が行われず歯茎が腫れたまま型取りをしたため、歯周病が悪化するケースもあります。

繰り返しになりますが、審美歯科は一般歯科をベースに審美性への配慮を加えたものですから、基本的な治療方法自体は一般歯科と大差なく、完全に無痛とは申し上げられませんが、特別な痛みや怖さがあるものではありません。

「削らない・痛くない」がプレジールの診療理念

たとえきれいになることが目的であっても、健康な歯を抜いたり削ったりすることに不安や抵抗を感じるのは当然ですし、そのために健康を損なってしまっては本末転倒です。プレジールは患者さんの目線を大切に、「健康な歯を抜かない・削らないまま美しくする」ことをモットーとして、削らずにつけられるオリジナルの創作歯「ティーシーズ」を開発しました。そして、ティーシーズを使った治療を中心として、本来の審美歯科治療に取り組んできました。
もちろん噛み合わせ上、矯正が必要なケースや機能回復上、どうしても抜歯が必要なケースなど、ティーシーズでは対応しきれない場合もありますが、歯並びや歯の隙間、歯の黄ばみ・黒ずみ、歯の欠け、テトラサイクリン歯など、これまでに幅広いお悩みを解決してきた実績があります。加えて、歯のクリーニング(PMTC)やホワイトニング、口元のエステなども実施しており、「痛い」「怖い」イメージとは違う審美歯科医院です。

まとめ

同じ「審美歯科」という看板を掲げていても、そのクリニックの得意分野はさまざまです。また本来の審美歯科治療は、一般治療に比べて特別痛いことも怖いわけでもありません。中でもプレジールは、「削らない・抜かない」をモットーに、痛みを最小限に抑えた治療を実践していますので、興味がありましたらいつでもご連絡ください。