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痛い、気になる…しかめ面の原因にもなる「口内炎」

2017.02.13

口内炎

みなさんこんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、中村です。いつも「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ココだけの話」をご覧いただき、ありがとうございます。

最近は雪がちらついたりぐっと寒くなりましたよね。体調を崩したり疲れが溜まっている方も多いのではないでしょうか。体調不良や疲労が続いて免疫力が低下すると、できやすいのが「口内炎」です。小さいのに妙に気になり、痛みもあって、治るまで非常にストレスを感じますよね。

口内炎にはいくつか種類がありますが、大多数を占めるのは「アフタ性口内炎」です。だいたい1~2週間程度で治癒します。しかし、「カタル性口内炎」や「ウイルス性口内炎」と呼ばれる種類の口内炎は長引きやすく、悪化すると口臭を伴うこともあるといわれています。慢性的に続く痛みは、しかめ面の原因にもなり、第一印象にも悪影響を与えかねません。

アフタ性口内炎初期のケアはもちろん、口臭予防や口腔ケアに効果があるとされているのが「ココナッツオイルプリング」です。やり方はとっても簡単。まず水を飲んで唾液が出やすい状態にして、ココナッツオイルを大さじ1杯口に含みます。そのままオイルを口の中で動かして全体に行き渡らせ(約15~20分間)、残ったオイルを吐き捨てるだけです。口内炎の治りが早くなるほか、痛みを軽減する効果もあるので、ぜひ取り入れてください。

口内炎は内科や皮膚科で治療できますが、傾いた歯が舌や粘膜を刺激して口内炎を引き起こしている場合もありますので、「同じところに何度も口内炎ができる!」という場合は歯科医院で診てもらうのがおすすめです。口内炎を迅速、且つきれいに治すレーザー治療や、殺菌効果のある高周波治療を取り入れている歯科医院を探してみてはいかがでしょうか。


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